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AFボーグ/AFプロミナー その5
しょぼいブログの中でも一番見て頂き、有難うございます。
今回で、AF化計画はお休みになりますが、あれこれ試し新しい
発見があれば、アップするかも?です。


画像だけでは分かりにくいので、イメージ図にしました。

実際のフィールドでの試写結果になります。
実用的なPentax F Zoom 35-70mm F3.5-4.5 AC No.3 +TC-14Bを
組み込んだアダプターです。


トリミングなしの順光での元画像をリサイズ


中央部分をピクセル等倍にて切り出し


Paint.Netにて、レタッチ(補正)をしてシャープ化
解像度不足かと思いましたが、カメラ内JPEG現像のせいかな?
まぁまぁの結果になりました。


トリミングなし逆光での元画像をリサイズ


中央部分をピクセル等倍にて切り出し
Kenkoのテレコンで気になったアオハロやフリンジが殆ど見られません。


Paint.Netにて、レタッチ(シャドー補正)をした
暗部を持ち上げると写っていることが何とか判別可能です。


曇り空(悪条件)での試写は 約1Km以上先の中継アンテナ?


中央をトリミングすると電線も判別可能です。


他レンズとの比較は Nikon Ai-s ED 500mm F4 公園のブランコです。
ISO 400 SS 1/1250


中央部のトリミングです。


ISO 400 SS 1/500 口径が小さく焦点距離が長い分だけ SSが低下
しています~露出が+気味に写るので 550mm F5.9 計算値通に
なっています。


Nikonより幾分か解像度が良い感じです。
重い!大きい!大砲と比較してもKowaは引けを取らない気がします。

どちらのパターンでも完ぺきとは言い難いですが・・・
自分的には満足のいく結果になったと思います。
テレコン無しの Pentax F Zoom 35-70mm F3.5-4.5 鏡筒短縮は
試写をしませんでしたが、クローズアップレンズの焦点距離が長い
(420mm)なので、ピント範囲が狭くなりますが写りは格段に良く
なります。

追記
葛西臨海公園のヘラサギを写しに行ったついでに、テレコン2段重ね


西渚から東渚 距離200m?
レンズの焦点距離:380mmx1.4(TC-14B)=550 x1.4(TC-14A)=770mm
換算画角=1150mmです


等倍にトリミングしてみました。
テレコン2段重ねても何とか識別可能な画像になります。


| http://rabit26.dip.jp/index.php?e=667 |
| AFプロミナー | 10:00 AM | comments (0) | trackback (0) |
AFボーグ/AFプロミナー その4

左が標準アダプター TX-10 500mm F5.6 用です。
右がAFアダプター 550mm F5.9 付近なっていると思います。
標準アダプターをAFで使う場合は、この後に A-AFx1.7が付いて
850mm F9.5となってしまい、条件が良くないとAFが上手く作動せず
ファインダーも暗くなってしまいますが、焦点距離は稼げます。


前回も紹介しましたが、550mm F5.9 アダプターはNikon TC-14Bを
マウント側に埋め込むことにより、見かけの鏡筒を短縮して、AF
レンズに Kenko AC No3(330mm)を使い、AF範囲を広げています。


プロミナーへの接続のフランジ側です。
プロミナーのフランジ部分は、FマウントですがNikonのカメラが
取り付けられないように溝が切られています。
が・・・ 探せばあります。
古いNikonの接写用 中間リングのフランジが流用できます。
今回は、取り付け部分を知り合いに旋盤加工をして頂きました。


短い=明るいアダプターです。
左が TX-07 350mm F4 マニュアル専用です。
右が AFアダプター 400mm F4.5 付近になっています。
これまで、暗い場所でのプロミナーは厳しかったのですが、
このアダプターを使えれば、条件による制限が緩みそうです。


プロミナーへの接続のマウント側です。
こちらも Nikonの中間リングのフランジを使っています。
玉抜きに失敗した Penta F 70-210mmの残骸を眺めて、使え
そうな部分を流用しています。
フランジとの接続は、70-210のレンズ筒のネジ山を落とすと
Fマウントがジャストサイズで入ります。


カメラマウント側は特に加工をしていません。
鏡筒も 70-210mmのズームリングを流用しました。


とは言うものの一番 苦労したのは、このアダプターです。
限られた寸法(長さ)内に収め無ければならないからです。
しかもAF範囲を広く取るには、クローズアップレンズの焦点
距離の短い物を選択しなければなりません。

AC No.2(500mm) サイズ内に収まりますがAF範囲が狭くて却下!

Canon C-450 (450mm) 接続フランジを付けなければ、何とか無
限遠がでます。(フランジではなく被せ方式で作ってみました。
脱落しそうで、怖い・・・・)

スコープタウン Φ40 420mmも 35-70mm鏡筒を短縮すれば
何とか使えるだろうと短縮に失敗して、無残な姿になってしまった
Pentax F Zoom 35-70mmです。


一度の失敗に諦めきれずに何とか鏡筒の短縮にも成功しました。
Kenko SHQ x1.5 テレプラスにNikon TC-14Aを移植したテレコンも
問題なく動作します。


長らく使ってきた TX-05 + A-AFx1.7の組み合わせです。
A-AFx1.7 は皆さん苦労されているようですが・・・
レンズ側のフランジを外して、3番接点をOnにして、開放F値の
設定を行えば、F値も表示可能になり、分散 AF/AE以外 全ての
機能が使えます。(絞りは、物理的に存在しません)
設定方法は下記を参考にされて下さい。
Pentax PKマウントのPKAマウント化

今回 2種類のアダプターの見直しを行い、様々な焦点距離と明る
さでのAFが可能になりました。  AF 400mm F4.5~850mm F9.5
アダプターを持ち歩ば、プロミナー1本で何とかなりそうです。

最後になりますが、
AFボーグ/AFプロミナーのAF化に適した鏡筒は Pentax F 35-70mm
クローズアップレンズは 設定しようとする焦点距離により、
Kenko AC No.3(330mm), No.4(250mm), No.5(200mm) の
組み合わせで、アクロマートレンズをどれだけマウント近くに配置できる
かがキーポイントのようです。
AFレンズ(アクロマート凸レンズ)にて焦点距離が短縮されてしまい
ますから、AFボーグ(望遠鏡系)は対物レンズの焦点距離がなるべく
長いほうが良さそうです。
至近距離への対応はドローチューブの出し入れとズーム機能を活用
して、AFレンズを繰り出す事でもある程度可能のようです。

最終回は実際のフィールドでの試写結果を予定しています。



| http://rabit26.dip.jp/index.php?e=663 |
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AFボーグ/AFプロミナー その3
今回は実際の設計を踏まえて検討をしてみます。


前回と同じに 35-70mmと AC No.3を使っての結果は
焦点距離 350mm F4.4 のレンズになり、鏡筒の長さは
415mmになることが分かりました。


同様に70-210mmの鏡筒を使うとどうなるのでしょうか?
鏡筒長が下のサンプル表の鏡筒長になるようにレンズ
間隔を増減します。
焦点距離 285mm F3.6 鏡筒長 347mm となります。
長い鏡筒のAFレンズを使うと焦点距離が短くなって
しまいます(その分明るくなります)
少しでも焦点距離を稼ぎたい野鳥撮影には厳しいですね


70-210mmは AFストロークも長く、ズームによる鏡筒長も
十分にありますから、No3でもある程度の合焦範囲をカバー
出来そうですが、試しに No4に変えてみます。
焦点距離 215mm F2.7 鏡筒長 267mm ともはや中望遠
レンズになってしまいます。

ここで注意しなければならないのは、鏡筒長=焦点距離では
無いと言う事です。
合成していますから、焦点距離より鏡筒が長くなってしまいます。
フィールドで見かけるボーグがやたらと長いのはこのためです。

計算結果(実際は何度も試行錯誤を繰り返しました)から分かった
ことは、AFに使う鏡筒(ジャンクレンズ)は短いほど扱いやすい
言い換えれば、目標としている焦点距離に近く作れる。

AFボーグとAFプロミナーの違いは、ボーグと違いプロミナーには
中間にフォーカスレンズが入っており、単純に計算が成立しない
ことと TX-10(90mm)の寸法内に収めなければ成立しません。


上が現在使っている35-70mmのAFユニットです。
下は、寸法内に収めようと35-70mmのシリンダーを短縮した
鏡筒で、暗い条件での明るさ確保用で、外付けでNikon TC-14A
にレンズを入れ替えたテレプラスが使えます。


こんな感じにシリンダーを短くしてAFレンズが沈み込むように
しました。
これで、スコープタウンΦ40 420mmを使い、やっと無限遠がでます。
AFレンズが420mmと長いので、AF範囲が狭くAFストロークも
短いためピントは正確ですが合焦に時間が掛かります。


こちらが現在のユニットです。
Nikon TC-14Bを内蔵させることで、見かけの鏡筒長を短縮
しました。
AFレンズもNo3(330mm)が使えますから、合焦時間も短縮され
合焦範囲も∞~20m程度までカバーします。
合焦範囲が広がるとマニュアルでの補助ピント合わせが減り
ストレスが軽減されます。


TC-14Bはサイズが大きかったので、組み込めるか?
ギリギリですが、何とか入りました。
このテレコン埋め込み方法は、AFボーグでも同様に出来、合成で
短縮された焦点距離をx1.4倍してくれます。

以前にも触れましたが、これまでの実験でどうしても納得が
出来なかったのは、Kenkoのテレプラスを信じてしまったことです。
安さに負けて、間違ってもKenkoテレプラスは、この用途に
は使えません。


古くてもNikon(たぶんPentax/CanonもOk?)の純正テレコンの
ユニットを抜き出して使うがポイントです。
Nikon TC-14A/TC-14Bはねじ込み式でユニットが取り出せます
から、扱いやすいです。

実験結果から、AFボーグ/AFプロミナーに使うAF鏡筒は短くて
AFストロークの長い物が使いやすいという結論になりました。

次回は、AFボーグ/AFプロミナー用に作成したAFアダプター類を
紹介します。



| http://rabit26.dip.jp/index.php?e=662 |
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AFボーグ/AFプロミナー その2
Pentaxユーザー以外の方は使うレンズが違うと思います
ので、各社のレンズ分解記事などを参考にされて下さい。

今回は AFに最適な Pentax F-Zoom 35-70mm F3.5-4.5を
例にしました。


Pentaxの接点は外してしまうと復元するのが大変ですから
しっかりと養生をしておきます。
特に絞りリングを外してしまうと小さなボールとスプリングを
紛失して元に戻らなくなります。


マウント(フランジ)の内側に小ねじが3本あります。
ガードに近いネジは絞り解放時の位置決めですから、外さない
ようにします。
3本のネジを外したら、フレアカッター(黒色)を外します。


マウント(フランジ)を止めてある5本のネジを外したら、マウントを
水平に持ち上げて外し、裏返しにしておきます。


マウントを外したら、2番接点(フランジとレンズの接地回路)の
スプリングを丁寧に注意して外しておきます。


フォーカスリング(ギザギザ)は小さなドライバーで抉ると外れます。
スチールのリングを止めてあるネジは再組立て時の調整まで
触らないようにします。


絞り設定リングの下にある3本のネジを外すと、シリンダー(ヘリ
コイド)が前面にすっぽり外れます。
一番 内側のシリンダーに絞りと後玉が付いていますから、マイナス
ドライバーで2本のネジを外して、絞りごとを取り払います。

絞りは、ケラレの原因になりますから、取り払ったほうがベストです。
ついでなので、フレアカッターの裏側にある小ねじを外して、絞りの
連結バーと凸レンズの溝を回して取り払います。

作業が終わったら元に組見直しますが、前記の全面の四本のネジと
フォーカスシリンダーの間隔を調整して、最短時に噛まないように
調整して止めなおします。

次回は、実際に使っている AFプロミナーを予定しています。


| http://rabit26.dip.jp/index.php?e=661 |
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AFボーグ/AFプロミナー その1
諸先輩方が知識と知恵を絞って考え出された AFボーグ
メーカー製の大砲に勝るとも劣らない解像度に誰もが
あこがれるレンズだと思います。
しかし、実際に試してみると中々に思ったような構成には
ならないで、このブログを訪ねて来られる方も多いようです。
今回は、その疑問解決の一助になればと、これまでに
試した結果を紹介します。

AFボーグ/AFプロミナーどちらも基本的な考え方は同じです。
要するに、対物レンズと撮像素子の間にアクロマートレンズを
入れ既存のレンズ鏡筒を利用して、アクロマートレンズを前後
させ、焦点距離を変化させることによって、オートフォーカスを
可能にします。
実験は Kowa PROMINAR 500mm F5.6 FL および 口径80mm
焦点距離 500mmのED対物レンズで行いました。


考え方は同じですが、視点を少しだけ変えた試算表です。
入力するのは、黄色いセルで、無色のセルは計算結果が表示
されます。
例は、天体望遠鏡の一般的な口径80mm 焦点距離 500mm
この組み合わせで、考えてみます。
フランジバックは各社 微妙に違いますが、ドローチューブやヘリ
コイドにて、鏡筒長が変化しますから無視して良いと思います。

一番の問題は、AFに使うレンズの鏡筒とAFレンズ(アクロマート
レンズ)の選択です。
AFレンズサンプルを見てみます。
Pentaxの純正レンズでジャンク品が比較的入手し易いレンズです。
ドローチューブやピントリングを操作せずにAFの範囲を広く取りたい。
選択肢は 70-210mmの12mmに分があるように思えますが・・・
鏡筒長が長いので、短焦点のACレンズが使ず、合成焦点距離が
短くなってしまいAF範囲が狭くなってしまいます。

次は 35-70mmの7mmです。
このレンズは、形状も小さく軽くて、分解(玉抜き)が容易です。
合成焦点距離 355mm F4.5のレンズになります。

28-80は絞り羽が大きくて、50-80mmの間は前玉に近い場所になり
絞りを殺さなくてもケラレの心配がありません。
残念な事にストロークが短いので、AC No.5などの焦点距離の短い
AFレンズを用いないとAF範囲が厳しいです。

35-105mmは AFレンズとして不向きです。

注)寸法はスケールでの計測で誤差があります。
ミニボーグ51FL 250mmのように焦点距離が短い単焦点の対物
レンズを玉抜き鏡筒に直付けして、フォーカスを取る以外は、
70-300mmのような長い鏡筒はAFに適していません。

Pentax/Nikonユーザーはカメラ内モータ駆動で前玉が前後する
タイプのレンズが利用できます。
Canon/SonyユーザーはAF化は無理かもしれませんが、マニュアル
でも考え方は同じです。

これまでの合成焦点距離を先に求めるのではなく、利用可能な
AFレンズ(鏡筒長)をキーに考える事にしました。

試算表は下記をクリックしてダウンロードして試されて下さい。
http://rabit26.dip.jp/07_files/AF計算.zip

次回は、改造が容易な Pentax F 35-70 の玉抜き(分解)を
紹介します。

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